大腸内視鏡検査は、肛門から直径1cm程度の内視鏡を挿入し、大腸を直接観察する検査です。
がん、ポリープ、炎症などの病気の診断と治療方針の決定に必須です。検査時間は10〜15分程度です。
ポリープが見つかった場合はその場で切除術も行っております。
検査への不安が強い方は、鎮静剤を使用し検査を受けていただくことも可能です。
大腸内視鏡検査でみつかる主な疾患は、大腸ポリープ・大腸がん・大腸憩室・虚血性腸炎・潰瘍性大腸炎・クローン病・痔などです。
「便潜血検査をしているから、大腸カメラは受ける必要がない」と、おっしゃる方がいます。
健康診断等で行われる便潜血検査は、陰性であっても大腸がんを否定するものではありません。大腸内視鏡検査を受けなければ大腸がんの診断はできません。
また、大腸内視鏡検査で見つかったポリープは、放っておくとがん化するタイプもあり、ポリープを切除することで大腸がんを未然に防ぐことにつながります。 早期発見・早期治療に大腸内視鏡検査は欠かせない検査と言えます。
大腸内視鏡検査は、腸の中がきれいな状態でなければできない検査です。そのため、前日から腸の中をきれいにするために必要な準備があります。
※必ず事前に診察を受けていただきます。
大腸内視鏡検査料金は下記の表をご参考にしてください。基本的に大腸内視鏡検査は保険適用です。
検査内容 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
大腸内視鏡検査のみ | 約2,500円 | 約5,000円 | 約7,500円 |
大腸内視鏡検査のみ(病理組織検査あり) | 約4,000円 | 約7,000円 | 約11,000円 |
大腸ポリープ切除(1か所) | 約8,000円 | 約16,000円 | 約24,000円 |
大腸ポリープ切除(2か所) | 約9,000円 | 約18,000円 | 約27,000円 |
大腸ポリープ切除(3か所) | 約10,000円 | 約20,000円 | 約30,000円 |
常に飲んでいるお薬や、既往歴の把握、血液検査を行うため、事前に診察を受けていただきます。
その際、検査を受けるにあたっての注意点や、前処置の説明もさせていただきます。
大腸内視鏡検査でポリープが見つかった場合、そのままポリープ切除術を行っておりますので、事前の診察は重要になります。
可能です。やむを得ず検査の日を変更したい場合は、早めにご相談ください。
下剤の内服で脱水になりやすい状態です。水分はしっかり摂ってください。
検査で特に問題がなかった場合は、通常のお食事や生活に戻していただいてかまいません。
ポリープ切除をした場合は、安静に過ごし、消化のよい食事にしていただきます。また飲酒も控えていただきます。
大腸ポリープを切除した部位は、止血予防されていますが、腹圧がかかった場合や便が通る際に出血がおこる場合があります。
このような症状は、大腸ポリープ切除後少なくとも7日目までは起こりうることが知られています。
ポリープ切除した方には、切除の当日から1週間の生活上の注意点を守っていただきます。
はい。基本的に大腸内視鏡検査は保険診療です。ポリープ切除術をした場合も同様です。
費用に関しては、大腸内視鏡検査の料金表をご参照ください。
大腸内視鏡のご予約は、ご来院、お電話にて承ります。
ご連絡はこちら 018-845-3579