内視鏡を口や鼻から挿入し、食道・胃・十二指腸を直接観察する検査です。
必要な場合には組織の一部を採取し精密検査を行う場合もあります。
胃カメラをすることで、炎症・潰瘍・がんなど正確な診断ができ、適切な治療につながります。
検査時間は、3〜5分です。
ご希望があれば、鎮静剤を使用し、より楽に検査を受けていただくこともできます。
逆流性食道炎、食道静脈瘤、食道がん、機能性ディスペプシア、ヘリコバクターピロリ感染症、胃炎(表層性胃炎、びらん性胃炎、萎縮性胃炎、鳥肌胃炎など)、 胃・十二指腸潰瘍、胃ポリープ、胃アニサキス症、胃がんなどです。
当院は内視鏡専門医が検査を行います。
拡大機能(ズーム)付き内視鏡を導入し、より早期の病変も見逃さない精度の高い検査が可能です。
ご希望で、経鼻内視鏡での検査や鎮静剤を使用することで、嘔吐反射を軽減し、楽に検査を受けていただくことも可能です。
検査は予約制ですが、症状がある場合は、予約なしでも検査をしております。
予約は、お電話、ネット予約も可能です。
経鼻内視鏡検査は、直径が5.9mmと小指の先より細い内視鏡を鼻から入れることで、舌根を刺激することがないため、嘔吐反射がほとんどなく検査を受けていただけます。 「以前、胃カメラで苦しい思いをした。」という方におすすめしております。 当院では早期の病変も見逃さないよう、通常より視野の広い高画質の経鼻内視鏡を導入し、胃カメラが苦手な方にも積極的に検査を受けていただきたいと考えております。
下記の表の料金を参考にしてください。検査内容により料金は変わりますので、詳しく知りたい方はご相談ください。
検査内容 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
胃カメラ検査のみ | 約1,500円 | 約3,000円 | 約4,000円 |
病理検査あり | 約3,000円 | 約6,000円 | 約9,000円 |
※初診料、再診料は含みません。 |
血圧のお薬を内服している方は、検査当日の朝早めの時間(朝6時)に内服してください。
糖尿病のお薬は内服しないでください。その他のお薬に関しては、事前の診察の際にご相談ください。
検査結果が特に問題なかった場合は、普通に過ごしていただいて大丈夫です。
ただし咽頭麻酔が切れるまでは飲食できません。
鎮静剤を使って検査を受けた場合は、お車、バイク、自転車の運転をその日は控えていただいております。
経鼻内視鏡検査は、直径が5.5mm前後の小指の先より細い内視鏡を鼻から入れることで、舌根を刺激することがないため、嘔吐反射がほとんどなく検査を受けていただけます。
胃の強い痛みや黒色便が出た場合などは、胃カメラの検査が必要となります。
空腹でいらしていただけば、予約なしで胃カメラはおこなっております。
また、症状の強い方はお電話やネットでお問い合わせいただきますと、よりスムーズに対応できます。
半年以内の胃カメラ検査で萎縮性胃炎と診断された所見をお持ちの方は、胃カメラを受けていただかなくても大丈夫です。
それ以上期間がたっている場合は、もう一度胃カメラ検査が必要になります。それにより、健康保険で除菌治療を受けていただくことができます。
鎮静剤は検査の緊張を和らげるお薬で、検査の直前に静脈注射します。
効き方には個人差があり、ぐっすり眠ってしまう方もいらっしゃいます。
薬の切れ方にも個人差があり、鎮静剤を使った方には安全のため、その日は終日お車やバイク、自転車の運転を控えていただいております。
胃カメラのご予約は、ご来院、お電話、インターネットにて承ります。